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kickflowトラック04:55〜05:25

Vaporモードを大規模サービスに最速導入して学びを共有する

Vaporモードは仮想DOMを使わないVueの新しいコンパイル戦略です。 従来の方法では変更前後の仮想DOMツリーの差分によって実DOMを更新しますが、Vaporモードでは実DOMを直接更新するため、描画速度の向上、メモリ節約、バンドルサイズの削減が期待されます。現在開発中の機能ですが、すでにPlaygroundが公開されており、実装済み箇所については実験可能な段階です。 弊社のTeachme Bizは、573個のコンポーネントを持つ大規模Vueアプリケーションです。 特に、主要画面のマニュアル編集画面ではDOM要素数が4000件以上に達することがあり、仮想DOM比較によるオーバーヘッドは比較的大きいと考えられます。 また、現在も機能追加が活発に行われていることから、Vaporモードによるパフォーマンスへの恩恵はぜひとも受けたいと考えています。 本セッションでは、大規模Vueアプリケーションを題材としたVaporモードについて話します。 公開されているPlaygroundや開発中のリポジトリから、大規模VueアプリケーションでのVaporモードのメリット・デメリットを考察し、気づきを共有します。 また、今後のVaporモードの進捗次第で、実際にサービスに導入できるのか等の検証も想定しています。
Kazuki Shimamoto

株式会社スタディスト

Webアプリケーションエンジニア

Kazuki Shimamoto

株式会社スタディスト で Teachme Biz というサービスを開発しています。 フロントエンド開発において普段から Vue に触れており、よりVueの理解を深めていきたいと思っております。 このような素敵な機会をいただけてとても嬉しく思っています! この場を最大限活用し、Vueについて理解を深めたいと思います。よろしくお願いします!